私たちは長野県北西部に位置する大町市・

木崎湖畔の山で林業を営んでいます。​

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冬は雪に覆われる大町では長野県を代表するカラマツや落葉広葉樹ではクリ、サクラ、ホオ、ナラ、ミズメ、マカバ、ブナ、カエデなどの多様な植生が見られます。

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約270haの所有面積のうち約7割を落葉広葉樹林が占める荒山林業では、非皆伐を基本とした天然生林施業を主とする林業を行っています。なるべく大きなインパクトを与えず自然に近い形で施業することで、多様な生態系を維持しながらの施業を目標としています。

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決して人間が上に立つのではなく、自然の一部として適切な量の恵みをいただき共生する、持続可能な山づくりを目指し取り組んでいます。

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・適度に伐ることが山の手入れにもなる

日本は国土の約7割が森林で、国内の木材需要のかなりのウェイトを国産木材でまかなうことができます。必要な分を自分たちでまかないながら、同時に土や飲み水を守るための手入れもできたらすてきだと思いませんか？

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・動植物の豊富な山づくり

私達は、多種多様な樹種を一本一本観察し択伐する「単木的管理」という手法に取り組んでいます。一本の木を視て、その周りの他の木との関係性や、日当り、土壌や地形の状態などを観察しながら伐るタイミングをみはからって伐採しています。

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手間のかかる方法ですが、そうすることで多様な生態系を維持していくことを目標としています。荒山林業地では、カモシカやニホンジカ、クマ、サル、タヌキ、キツネ、イノシシ、キジやアカゲラ（キツツキ）など多様な動物が​観測されています。